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皮膚科医が推奨!正しい乾燥肌対策

乾燥肌ってどんな肌?

そもそも、乾燥肌とはどんな肌なのでしょうか? それにはまず、健康な肌がどのような状態なのかを知る必要があります。

人間の肌を健康な状態か、それとも不健康な状態なのかを決める重要な要素が水分です。健康な状態の肌であれば、皮脂膜、角質層の天然保湿因子(NMF)、角質細胞間の脂質の保湿要素が、常に十分な量の水分を保持しています。この十分な量の水分によって、人間の皮膚は正常なバリア機能を保っており、外部からの異物などから人体を守っているのです。

表皮細胞層は常に角質層へ水分を供給しており、十分な水分を保つことで皮膚をみずみずしく健康な状態に保ってくれています。

角質層には、3つの保湿機能が備わっています。

ひとつめは「角質細胞間脂質」です。これは、セラミド、コレステロール、遊離脂肪酸などを主成分とする脂質で、水分層と脂質層が交互に重なり合って作られたラメラ構造という状態によって、異物の侵入と水分の蒸発を防いでいます。

ふたつめは「天然保湿因子」です。これは角質細胞内にある因子で、たんぱく質が分解されてできたアミノ酸を主成分とします。このアミノ酸は皮膚の潤いを保つための成分で、水分を捕まえておくことで肌の潤いを保ちます。

みっつめは「皮脂膜」です。これは角質層の表面を多く天然のクリームのような物質で、汗と皮脂が混ざりあってできたものです。これによって皮膚は薄いベールをまとったような状態になっており、水分の蒸発を防ぐことができます。また、皮脂膜は弱酸性なので殺菌作用もあります。

このように角質層は優れた保水力で肌を守っているのですが、ひとたびこの角質層の持つ水分の維持機能が損なわれると、皮膚は健康な状態を維持できなくなり、水分を失った乾燥肌になってしまうのです。

この角質層の水分維持機能が失われる原因はいくつかありますが、主な原因は以下の5つとなります。

  • 間違ったスキンケアによるバリア機能の損傷。
  • 加齢や生活習慣によるターンオーバーの低下。
  • 空気の乾燥(湿度50%を切ると水分蒸発が促進される)。
  • 加齢による天然保湿因子の減少や細胞間脂質の減少。
  • 汗や皮脂の分泌低下。

引用元:『図解 がまんできない! 皮膚のかゆみを解消する正しい知識とスキンケア』小林美咲監修、日東書院、P60より転載

あなたは乾燥肌? 自分の肌の状態をチェックしよう

乾燥肌は必ずしも自覚症状があるわけではありません。大丈夫だと思っていたらいつの間にか乾燥肌になっていたということもありえます。そこでここでは、乾燥肌のチェック項目を設けました。

これをチェックしてみて、自分の肌の状態を見てみましょう。該当する項目が多いほど肌が乾燥しているといえます。

  • 洗顔後、すぐに顔がつっぱる感じがする。
  • 皮膚をさわると、カサカサ、ゴワゴワしている。
  • かゆみやピリピリした痛みがある。
  • 皮膚が白い粉を吹いたようになる。
  • 唇が乾燥することがよくある。
  • 最近、化粧のりが悪くなった。
  • 小ジワやくすみができやすくなり、年齢よりも老けてみえる。
  • ちょっとした刺激にかぶれやすくなった。
  • 1日中、エアコンの効いた部屋にいる。
  • 熱い湯(41°C以上)のお風呂に、長時間入っているのが好きだ。
  • 不規則な生活、睡眠不足になることが多い。
  • 冷え性である。
  • 便秘ぎみである。
  • ストレスを感じることが多い。

引用元:『図解 がまんできない! 皮膚のかゆみを解消する正しい知識とスキンケア』小林美咲監修、日東書院、P61より転載

ケアしているのに乾燥肌!? 乾燥肌になってしまうケア方法

乾燥肌にならないためには、もちろんお肌のケアが重要です。しかし、ケアの仕方が間違っていると、せっかくケアをしているのにかえって乾燥肌になってしまうことにもなりかねません。ここでは、そうした間違ったケアについて解説していきます。

皮膚にとっては60~75%の湿度がもっとも快適だと言われています。湿度がこの値を下回ると皮膚の水分は蒸発、乾燥が始まります。そのため、1年の中でも特に湿度が低くなり、60%~40%となる12月から4月にかけては、特に乾燥に気をつけなくてはいけない時期だと言えるでしょう。

そして、日々肌の健康を保つためにやっているはずのスキンケアが、かえって肌へのダメージを与えることになるのです。

こうした過剰なケアは、「洗いすぎ」「こすりすぎ」「保湿しすぎ」の3点が考えられます。順番に解説していきましょう。

まず、洗いすぎですが、1日に何回も洗顔したり、いつまでもゴシゴシ洗いすぎるというものです。洗いすぎると皮膚が本来持っている潤い成分まで洗い落としてしまったり、角質層へダメージを与えてしまったりします。ニキビ肌や脂質肌の人は、ついつい洗いすぎてしまう傾向にあるので気をつけましょう。また、過剰な清潔志向の人も、1日に何回もシャワーを浴びたりするので、同じ状態になることがあります。

次に、こすりすぎ。肌をタオルでこすりすぎると、落とすべき汚れだけでなく落とす必要のない角質細胞や細胞間脂質までこすり落としてしまいます。こうなると肌のバリア機能が低下してしまい、外部刺激や異物に対する抵抗力が弱体化してしまうのです。肌のマッサージや化粧水を含ませたコットンで叩くなどのケアをやりすぎると肌に負担をかけてしまうので注意しましょう。また、肝斑などの色素沈着や小じわの原因もこのこすりすぎが原因となる場合があります。

そして、保湿しすぎ。乾燥を防ごうとして角質層に過剰に水分を与えるのもよくありません。過剰に水分を与えられた角質層はふやけてしまい、かえって乾燥しやすくなってしまいます。また、油分が多いのもよくありません。油分が多すぎると皮膚の常在菌が異常繁殖してしまい、炎症やニキビを引き起こします。

皮膚科医が推奨する洗顔方法

間違ったスキンケアをしていないか確認しよう!

自分は生まれつき敏感肌だと思っている人はたくさんいますが、実は間違ったスキンケアによって自分を自分で敏感肌にしているというケースも多いのです。

自分の皮膚の状態を知らないままだと、肌の状態を悪化させ続けることになります。クレンジングのやりすぎ、日焼け止めの使いすぎ、自分に合っていない化粧品を使い続けること、乱れた生活習慣などは間違ったスキンケアの典型例だと言えるでしょう。

ケアをしているはずなのに皮膚の状態が良くならない、むしろ悪化するような場合は、まず自分の洗顔に使っている化粧品を見直しましょう。髪が触れるだけでかゆい、化粧水のわずかなアルコールにも反応して肌が赤くなるなどの症状がある場合は、まず化粧品を低刺激なものに変えましょう。また、その種類も減らし、何品もの化粧品を同時に使うのを止めましょう。

また、生理前や睡眠不足のときなどに一時的に肌が敏感になる場合があります。こうしたときにはクレンジングは使わずに、石鹸のみで洗顔しましょう。その後は保湿美容液をつけるだけにとどめておきましょう。また、メイクについては軽めのルースパウダーやパウダーファンデーションなどを使うようにしましょう。

皮膚科医が推奨する乾燥対策

スプレータイプの化粧水は使わない!

エアコンの効いたオフィス内では空気が乾燥しやすいので、その対策としてスプレータイプの化粧水を使っている人がいます。しかしこれは逆効果! 化粧水が乾くときに肌の水分まで奪われてしまうのです。正しいやり方は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を配合した美容液を使うこと。これを乾燥したところに軽く当てるようにして着ければ、メイクを崩すことなく保湿できます。

日中に乾燥する時は保湿ケアを見直そう!

朝のケアでは、ファンデーションが崩れることから乳液やクリームを省いてしまいがちです。しかし、これが日中の肌の乾燥を招きます。きちんと乳液やクリームを肌になじませればファンデーションは崩れません。日中の肌の乾燥が多いようなら、保湿ケアをていねいにやるようにしましょう。

体のカサカサには尿素配合クリームがおすすめ!

顔だけでなく体にも保湿は必要です。特に、手足は背中などに比べて乾燥しやすいので、油分を適度に含んだ保湿クリームを用いるといいでしょう。手足の中でも特に乾燥して皮膚が固くなりやすい膝や肘には、尿素を含んだクリームがおすすめです。またかかとは体の中でも特にガサガサになったりひび割れたりしやすい部位です。ここに対しては入浴や足湯で皮膚を柔らかくした後に古い角質をとって、尿素クリームを塗りましょう。

クマやシワの原因

肌の状態が悪くなっているときや体調が悪いときなどに目立つのが顔のクマやシワやです。ここでは、これらがどうしてできるのかを解説していきます。

目の周囲には、目を動かすための筋肉である眼輪筋があります。この筋肉は、ストレスを受けると筋力が低下し、目の下にある脂肪である眼窩脂肪が下まぶたの位置にずれてきます。そうなるとその脂肪によって皮膚の下にある血管が圧迫され、目の周りの血行が悪くなります。血行が悪くなった血管は青っぽく見えるので、その色が薄い皮膚越しに見えるのがクマです。

顔のシワについては、乾燥ジワ、小ジワ、大ジワの3つに分けられます。

乾燥ジワは俗に「ちりめんジワ」とも呼ばれるシワで、エアコンなどの乾燥が原因で発生するシワです。また、化粧品が体質に合わない場合でも発生することがあります。このシワはまだ表皮の段階で留まっているので、保湿による改善が可能です。

対して小ジワは、表皮よりも深い真皮の段階のシワなので、「真皮性シワ」とも呼ばれます。表情筋の方向に垂直に、細かいひだとして出てきます。

そして大ジワはさらに深い段階のシワで、顔の輪郭などに沿った深いひだとなります。

これらのシワのうち小ジワと大ジワは、真皮の柔軟性を保っているコラーゲン繊維の束が切れた状態にあります。

参考書籍

図解 がまんできない! 皮膚のかゆみを解消する正しい知識とスキンケア

引用元:Amazon公式サイト

監修者:小林美咲(こばやしみさき)プロフィール(本書巻末より転載)
小林皮膚科医院院長
医学博士、日本皮膚科学会認定、皮膚科専門医、日本東洋医学会認定、漢方専門医、皮膚科心身症の第一人者として、学会講演発表や医療専門書の執筆などでも活躍。
心や社会的側面も考慮した診療が特徴で、乳幼児から高齢者まで、地元の人、そして紹介患者に頼りにされている。
●略歴
昭和52年 東京医科歯科大学医学部卒業
昭和58年 東京医科歯科大学医学部皮膚科大学院修了、医学博士号取得、東京医科歯科大学付属病院皮膚科、都立墨東病院皮膚科勤務
昭和62年 小林皮膚科医院開院
平成21年 東京女子医科大学東医療センター皮膚科非常勤講師、日本臨床皮膚科医会常任理事、日本皮膚科心身医学会理事
●所属
日本皮膚科学会、日本臨床皮膚科医会、日本研究皮膚科学会、日本小児皮膚科学会、日本東洋医学会、日本臨床漢方医会、日本外来精神医療学会、日本嗜癖行動学会

「小林皮膚科医院」
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4-22-2 則竹ビル2F
TEL:03-5814-7000  https://www.kobayashihifuka.jp/

素肌美人になれる 正しいスキンケア事典

引用元:Amazon公式サイト

監修者プロフィール(本書巻末より転載)
吉木伸子(よしきのぶこ)
よしき皮膚科クリニック銀座院長。横浜市立大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部皮膚科に入局後、レーザークリニック勤務、米国オハイオ州の形成外科、漢方診療所での研修等を経て、現職。東洋医学を取り入れた治療や、美容医療にも力を注ぐ。また、一般女性の肌やスキンケアについての正しい理解を高める活動にも積極的に取り組んでいる。
○著書『スキンケア基本事典』(池田書店)、『正しいエイジングケア事典』(高橋書店)など多数

「よしき皮膚科クリニック銀座」
〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-12 ダイヤモンドビル6階
TEL:03-3569-7567
http://www.yoshiki-hifuka.com/

岡部美代治(おかべみよじ)
1949年生まれ。山口県出身。山口大学で生物学専攻。大学卒業後、化粧品メーカーの研究部門・商品開発・マーケティング等を担当。2008年4月に独立し、美容コンサルタントとして活動。美容情報を発信するサイト「ビューティサイエンスの庭」を運営。化粧品の基礎から製品化までの研究経験をもとに、化粧品を中心とした美容全般についてわかりやすく解説する。○著書『美肌手帖』(ワニブックス)、『化粧品成分ガイド第5版(共著)』(フレグランスジャーナル社)

「ビューティサイエンスの庭」
http://www.kt.rim.or.jp/~miyoharu/ http://www.beautysci.jp/

小田真規子(おだまきこ)
東京都出身。料理家・栄養士・フードディレクターとして<スタジオナッツ>を主宰。「簡単、おいしい、ヘルシー」をモットーに、身近な材料を使ったアイデアとセンスあふれる料理は、初心者にも作りやすいと評判。オリジナル料理やお菓子のレシピ開発のほか、メニューアドバイスなど企業のコンサルティング業でも活躍。
○著書『料理のきほん練習帳』(高橋書店)、『忙しい人のための圧力鍋レシピ』(オレンジページ)、「つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当」(扶桑社)など多数
「スタジオナッツ」
http://www.studionuts.com/

美容皮膚科医が本気で教える肌の悩み別対処法 「若いね」といわれる美肌づくり

監修者:廣瀬嘉恵(ひろせよしえ)プロフィール(本書巻末より転載)
医療法人社団 優恵会理事長、東大大学院卒医学博士。
1965年 中国の天津に生まれる。父親は大学教授、母親は機械工学博士。文化大革命、唐山地震、天安門事件勃発という激動の時代を生き抜く。
1976年の唐山地震では、落下した天井の下敷きになり、九死に一生を得る。田中角栄政権での日中国交回復後、日本語クラスに編入、17歳で大学医学部に進学する。中国で東大病院院長の通訳をしたことがきっかけで、日本に留学。
1989年 東京大学医学部大学院入学。
1995年 東京大学医学部大学院卒業。博士号取得。
1998年 東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務。
2001年 河北総合病院出向。
2003年 東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務。
2003年5月 ひろせ皮フ科開設。
2004年8月 医療法人社団優恵会理事長就任。
2008年4月 医療法人社団優恵会ベル・ポークリニック開設。2012年5月医療法人社団優恵会銀座よしえクリニック開設。院長兼任。皮膚科・美容皮膚科の女医として、年間2万人の男性・女性の肌の悩み解決に尽力している。
<所属学会>日本皮膚科学会/日本美容皮膚科学会/国際抗老化再生医療学会etc.

「銀座よしえクリニック」 都内に4店舗あり
TEL:0120-398-885(総合窓口)  http://www.ginzabiyou.com/

「ベル・ポークリニック」
〒141-0031 東京都品川区西五反田4-31-17 MYビル2F
TEL:0120-398-885
http://www.bellepeau.jp/

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